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よくある質問

「数値計算とコンピュータ」について

「数値計算とコンピュータ」は配布される問題冊子に印刷されていますか?

 はい、印刷されています。

 当日配布される問題冊子は(「数学U」と)「数学U・数学B」のものなので、「数学U・数学B」の選択問題のひとつである「数値計算とコンピュータ」はその冊子に印刷されています。そのため、試験前に特別な申請をすることなく「数値計算とコンピュータ」を選択することができます。

「数値計算とコンピュータ」を選択しても○○大学を受験できますか?

 はい、できます。

 「数列」「ベクトル」「数値計算とコンピュータ」「統計とコンピュータ」は「数学U・数学B」の選択問題であり、いずれを選択しても「数学U・数学B」として扱われるため、「数値計算とコンピュータ」を選択することで受験が制限される大学はありません。

センター試験数学のBASICは「楽勝」と聞きました。本当ですか?

 あなた次第です。

 以前は数学IAの試験にも選択問題としてプログラミング言語BASICを用いた問題があったため、BASICの勉強をすることで数学の点数が40点(IA:20点、IIB:20点)分確保できる「おいしい」科目として知られていました。しかし、現行過程では数学IIBにしかBASICの問題がないため、学習効率が悪くなったと言えます。

 また、母集団が著しく偏っていることに注意する必要があります。「楽勝」と言っている方の多くは「楽勝」だと思ったからこそ、学校では(普通は)学習しないこの問題をわざわざ選択したわけです。少しでも「難しそう」と思った方はそもそもこの問題を解こうともしないため、彼らの意見は表に出ないのです。

 そのため、センター試験数学のBASICが「楽勝」かどうかは、あなたの能力や適性、そして、努力に依存します。

数学にもいろいろな試験科目があるようですが、「得点調整」はありますか?

 いいえ、ありません。

 センター試験では次の各科目間で、原則として、20点以上の平均点差が生じ、これが試験問題の難易差に基づくものと認められる場合には、得点調整が行われます。しかし、数学は得点調整の対象科目には含まれていません。

「数値計算とコンピュータ」の問題がないのですが・・・?

 注意:参考書は次々と新しいものが出版されますし、予備校の模試も常に変化しています。そのため、ここに記した内容は時代遅れになっていて正しくない場合があります。もし、間違いを発見された方がいらっしゃいましたら、お手数ですがメールでご連絡いただけると助かります。

参考書や問題集に「数値計算とコンピュータ」が載っていないのですが・・・?

 チャート式シリーズ(白・黄・青・赤)を始めとしたほとんどの参考書や問題集では「数値計算とコンピュータ」がまったく載っていないか、わずかにふれられている程度です。「数値計算とコンピュータ」をまともに扱っているのは、現行過程では「スバラシク強くなると評判の元気が出る数学B―新課程」くらいしかありません。

駿台や代ゼミの模試に「数値計算とコンピュータ」の問題がないのですが・・・?

 駿台や代ゼミの模試には「数値計算とコンピュータ」の問題はありません。したがって、前年度の模試を一冊にまとめたセンター対策問題集にも載っていません。一方、河合やZ会の模試には「数値計算とコンピュータ」の問題がありますので、「数値計算とコンピュータ」をセンター試験で受験する場合は河合やZ会の模試を受けるといいでしょう。問題集にも載っています。

 現在は駿台や代ゼミの模試でも「数値計算とコンピュータ」が出題されているようです。

青パック(駿台)や白パック(代ゼミ)に「数値計算とコンピュータ」の問題がないのですが・・・?

 模試と同様に、駿台と代ゼミはセンターパックにも「数値計算とコンピュータ」の問題がありません。桃パック (河合)や緑パック(Z会)、赤パック(Z会)には載っているので、これらを買うのがいいと思います。

センター試験以外で「数値計算とコンピュータ」が出題される大学はありますか?

 慶應大学の総合政策学部と環境情報学部(いわゆる慶應SFC)で選択科目として出題されます。ただし、センター試験では出題されない内容(配列など)も慶應大学では出題されているため、このサイトで説明している内容だけでは足りません。

数学― 数学I・数学II・数学A・数学B
数学Bは(a)「数列」・「ベクトル」、(b)「数値計算とコンピュータ」の(a) 、(b)のうち、いずれか一方を選択する。

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